手錠をかけられた男性

9月8日の朝、いつものようにメールチェックをすると

「プログラムポリシー遵守のため対応が必要な状態です」

という件名でGoogle AdSenseから警告メールが届いていました。

これには、さすがにビビります。心臓がドキッと高鳴り、次第に血の気が引く文字列です。

ブログにも書いていたように、これまで7年近くアドセンスをやってきて警告を受けたことは一度たりともありません。

それが、ここにきて、どんな違反をしたというのか、まさに「身に覚えがない」嫌疑をかけられている気分で、くわしい内容を読んでみることにしました。

何がGoogle AdSenseの「お叱り」の対象になったかというと

すると、書かれていたのは、以下のようなことです。

  • 違反の対象はWordPressで作ったブログ
  • ポリシー違反があるのはそのブログの特定ページではなく、すべてのページ
  • 紛らわしい見出しやタイトルの下に広告を掲載してはいけない
  • 広告には「スポンサーリンク」か「広告」というラベルを付ける

 
いやいやいやいや、それ、すべて気をつけていることですけど?笑

まったくもって「ウソでしょ?」と首をひねる内容です。

紛らわしい見出しっていうのは、「おすすめサイト」や「ここをクリック」みたいな、
アドセンス広告のクリックを誘導するような文言のことですが、そんなミエミエの違反はもちろんしていません。

それにアドセンス広告の上にはすべて「スポンサードリンク」というラベルを付けていました。

だから、思い当たることはまったく無……あっ、そういえば……

違反箇所として考えられるのはこの2つしかない

よくよく考えると、もしかしたら「これが違反かも?」という点が2つ思い当たります。

ひとつがアドセンスの表示箇所について。

そのブログではアドセンス広告を記事上・記事の真ん中・記事下の3箇所に表示していて、
そのうちの「記事の真ん中」のアドセンスはQuick Adsenseというプラグインを使って表示させていました。

このQuick Adsenseは指定した箇所に指定した広告を自動挿入してくれる便利なプラグインです。

ただ便利な半面、機械的な自動挿入なので「記事の真ん中」と指定すると、記事の内容には一切関係なく(記事の流れを分断するように)記事の中に割って入ってアドセンスを表示させてしまいます。

つまり、その直前の文章や小見出しにクリックを誘導していると受け取られかねない文言が偶然にも表示されてしまうこともあるかもしれません。

もうひとつ思い当たる原因は「スポンサードリンク」というラベルについて。

昔は「スポンサードリンク」という表記の方が普通で、それをずっと使い続けていました。

しかし、ここ3~4年の間に「スポンサーリンク」が正しい表記に変更されたようなんですね。

※おそらくスポンサー・ドリンクみたいに文節の区切りを読み間違える人が多少でもいたせいでしょう。(英語的にはスポンサードの方が正しいと思いますが)

ただ、未だにスポンサードリンクを使っている人も多数いますし、これが違反対象になるとは思えなかったんですがGoogle AdSenseのポリシー上はスポンサーリンクを推奨していますので100%違うとは言い切れません。

光の速さで修正をしましたが、しかし……

いくらこちらが「それくらい大した違反じゃない」と思っても大正義Google AdSense様がそう言えば修正するしかありません。汗

その日のうちにQuick Adsenseを使った広告表示をストップさせ、スポンサードリンクをすべてスポンサーリンクに変更しました。

そしてこのAdSenseヘルプにしたがって「修正しましたよ」ということをAdSenseに伝える手続きを済ませました。

※警告メールには「修正後、Googleまで連絡する必要はない」と書かれていたので、そのままにしておいたんですが、今朝(9月11日の朝)になって、あらためて調べてみると管理画面から連絡する必要があると分かりました。(このへん不親切で誤解する人が多いはず)

そもそも、

ここが悪いから、こういう風に修正しなさい

と、はっきりと書いてくれないのも不親切ですよね。

そんな経緯で修正報告が遅れたのですが、9月11日の夜に管理画面を確認すると

ポリシー違反を通知するメッセージ

この表示が無事に消えていました!良かったです。ほっとしました。

この記事をお読みの方で思い当たるフシがある場合は、警告が来るまでに今一度ポリシー違反になっていないか、よ~くお確かめください。