漢字が書かれたボード

先日、こんな質問メールをいただきました。

「アドセンスの記事を書く上で困っている事が、文章が硬くて読み辛いと言う事です。

現に書いた記事を家族に読んで貰うと肩が凝る文章という感想を頂戴します(笑)

文章を読み易くする秘訣はありますか?」

もっと長い文面だったのですが、内容を抜粋すると、このようなお悩みでした。

こういう悩みは私もよ~く分かります。

書き上げた文章を客観的に読み直すと「なんか読みにくいなぁ」と思うことはよくありますから。汗

そんなとき私がまずチェックするのが「漢字を使いすぎていないか?」という点です。

その原因のひとつは「漢字が多い」せい

なぜ読みづらい文章なのかという原因はひとつだけではなく様々あると思いますが、そのひとつが「漢字の使いすぎ」にあります。

たとえば先ほどの質問メールの文章ですが、漢字に出来る単語をすべて漢字表記にしていますね。

この文章から漢字を少し減らしてみます。
 
【ビフォア(原文)】

「アドセンスの記事を書く上で困っている事が文章が硬くて読み辛いと言う事です。

現に書いた記事を家族に読んで貰うと肩が凝る文章という感想を頂戴します(笑)

文章を読み易くする秘訣はありますか?」

↓↓↓

【アフター(漢字を減らしたバージョン)】

「アドセンスの記事を書くうえで困っているのが文章が硬くて読みづらいということです。

現に書いた記事を家族に読んでもらうと肩がこる文章という感想を頂戴します(笑)

文章を読みやすくする秘訣はありますか?」
 
ビフォアとくらべると、いくらか柔らかく風通しがよくなって読みやすくなった気がしないでしょうか?

パソコンで文章を書くと手書きでは絶対書けない(知らない)漢字さえ一発で変換できてしまうため、ついつい漢字にできる言葉はすべて漢字表記にしたくなります。

こんな難しい表現を知ってるんだぜ、みたいな自慢したい気持ちも加わって、漢字含有率がとっても高い文章ができあがるわけですね。笑

漢字含有率は「漢字チェッカー」ですぐ分かる!

自分が書いた文章にどれくらい漢字が使われていて、それは多すぎるのか(あるいは少ないのか)をチェックできる…そんな便利なサイトがあります。

漢字使用率チェッカー

使い方は入力欄に自分の書いた文章をコピーして「漢字率を算出」をクリックするだけ!

例として私の先週のメルマガをチェックしてみたところ

「全体の文字数: 1853
漢字数: 349
漢字率: 18.83%
全体的に締りのない文章です。 」

という鑑定結果でした。

漢字率が30%~20%くらいだと適正な漢字使用率みたいなので。私は逆に漢字を使わなすぎて「締まりのない文章」みたいですね。笑

私の感覚的には25%くらいが適当かなって気がします。

書いた文章を毎回チェックするのは面倒ですので、たまにここでチェックをしてみて自分の文章の傾向を知っておくといいと思いますよ。

WordPressのブログが急にアクセス不可に

昨日のことなんですが最初に作ったWordPressのブログが急にアクセス不可になって、しかも管理画面にも入れないという最悪の事態に….

ブログのトップページを開くと

「このページは動作していません
○○○○ では現在このリクエストを処理できません。
HTTP ERROR 500」

と表示されるだけ。

1時間待っても、2時間待っても何度リロードしても状況は変わらず………

最悪の状況に直面して脇汗がぐっしょりとTシャツに滲んできます。

思えば、その原因となったのが「プラグインの更新」でした。

しばらくぶりにログインしたせいか3個のプラグインの更新通知が同時に来ていたので、これをすべて一斉に「更新」ボタンを押したんです。

すると2個のプラグインは正常に更新できたものの、あるひとつのプラグインだけが「更新エラー」を起こしました。

まぁそういうこともあるか、と軽く流して記事を投稿しようと投稿ボタンを押したら、画面が真っ白に。

そこからWordPressの管理画面に再ログインしようにも何度クリックしても、画面は真っ白のまま………..

エラー原因と思われるプラグインを無効化したくてもそもそも管理画面に入れないから、どうすることも出来ません。

気持ちを落ち着かせて、ゆっくりネットで調べたら、こういうプラグインの更新後にエラーを起こすことはありがちなことだと判明。

さらに丹念に調べていくとFTP接続からWordPressのフォルダを開いて、プラグインのフォルダ名をリネームすればプラグイン全体を無効化して復旧する可能性があるという情報に行き当たりました。

で、おそるおそるやってみると

ブログにアクセスできて、管理画面にも入れる!!

よかった~~~~たすかった~~~

それからリネームしたプラグインのフォルダ名をまた元の名前に戻したら、すべてのプラグインが使える状態で元通りになり一件落着!

※参考になった記事がこちら(ブックマーク推奨です)
http://massy02.com/wordpress-fatal-error/#i-3

結局、復旧するまで6時間くらいかかったのでその間に稼げていたであろう数千円の損失を出して「WordPress真っ白事件」は終息しました。

たかがプラグインの更新でもこんな血の気が引く事態になりかねないので

・プラグインの更新はひとつずつ確実に行う(2つ同時にやらない)
・こうした事態に備えた定期的なバックアップは絶対必須

ということを肝に銘じておいたほうがいいですね。

今回、あらためてWordPressのバックアップは大切だと身にしみて分かりました。

そして、今までバックアップの方法について大きな誤解をしていたことに気づいたんです。

これ、もしかしたらご存じない方もいるかもしれませんので次回の記事でくわしくご紹介したいと思います。