ストップ
アドセンスで特定のジャンルやカテゴリの広告だけを表示させないようにする設定方法を解説していきます。

これはアドセンスの設定画面から簡単にオンオフの切り替えができるのですが、その設定変更ができるのは「広告主のURL」・「全般的なカテゴリ」・「デリケートなカテゴリ」となります。

宗教関係の広告は要らない、スマホのゲームやギャンブル関係が多すぎると感じたら、これらは個別にブロックできるのでぜひ試してみてください!
 

アドセンスで特定の広告を非表示(ブロック)にする手順

まずご自分のアドセンスの管理画面にログインします。

1. そしてページ上部の「広告の許可とブロック」をクリックします。
広告の許可とブロック
 
2. 画面左端のコンテンツ欄で、すべてのサイト(所有するサイトやブログ)を一括で全てブロックするか、それとも個別のサイトごとに指定してブロックするか選びます。

コンテンツ欄

所有しているすべてのサイトを一括でブロックする場合はそのままでOKです。特定のサイトだけブロックするならそのサイトのドメイン名をクリックします。

ここから先は特定の広告(URL)を指定してブロックするか、それとも広告のカテゴリを指定してブロックするか、やり方が分かれてきますので下記のやり方に従ってください。
 

特定の広告URLを表示させないようにするやり方

いっせいにどのページにも同じアドセンス広告が表示されていて、しかもそれがブログの属性とはまったくかけ離れていることがたまに起こります。

そんな広告はクリックされる確率がゼロに近いと言えます。その広告だけをピンポイントでブロックしたいときは、その広告主のURLを調べて「URL自体をブロック」してしまいましょう。
 
1. まずブロックしたい広告のURLを調べます。
ブロックしたいアドセンス広告の上で右クリックし、広告のリンク先のURLをコピーします。コピーする動作の名称は使用しているブラウザごとに違いますので下記をご参考に。
[imglist icon=”dot1″ color=”orange”]

  • インターネットエクスプローラーの場合・・・ショートカットのコピー
  • Firefoxの場合・・・リンクのURLをコピー
  • Google Chromeの場合・・・リンクのアドレスをコピー
  • [/imglist]

    [exclamation2 color=”orange”]くれぐれもご自分のブログにあるアドセンス広告をクリック(左クリック)しないようにお気をつけください。自身でクリックすることはポリシー違反に該当しますので。[/exclamation2]
     
    2. コピーしたURLをメモ帳などのテキストエディタに貼り付けます。貼り付けた長いURLの末尾にあるのが広告のリンク先のURLです。これを選択してコピーします。

    メモ帳
     
    3. アドセンス管理画面の「広告の許可とブロック」にある広告主のURLの欄にコピーしてきたURLを貼り付けます。(http://は省いて貼り付けます)

    URLの貼り付け

    そしてその下の「URLをブロック」をクリックすれば完了です。もしこの広告だけではなく、このURL(広告主)が配信するすべての広告をブロックするなら

    ドメインまるごとのブロック

    このようにドメインの末尾を削ってから貼り付けてブロックするようにします。

    以上で特定URLのブロック作業は完了です。

    [exclamation2 color=”orange”]ブロックした広告はすぐには消えませんが、少し待ってみてだいたい24時間以内には表示されなくなります。
    [/exclamation2]
     

    広告のカテゴリを選んで表示させないようにする設定方法

    続いては広告のカテゴリごとに表示させないようにする方法です。

    たとえば育児に関するブログを運営しているのにインターネット関連や宗教関連の広告が表示されたとしてもクリック率は低いはずですよね?

    こうした運営するブログのテーマ(ジャンル)とは関連性がない広告をカテゴリごとすべて非表示にすることができます。

    1. 「広告の許可とブロック」の画面を開き、左端のコンテンツから、すべてのサイトを一括で非表示にするか、それとも所有するサイトの一覧から特定のサイトだけ、その広告を非表示にするか選択します(すべてのサイトを一括で変更する場合はそのままの状態でOKです)

    サイトの選択
     
    2. 「一般カテゴリ」か「デリケートなカテゴリ」のどちらかをクリックし、ブロックしたいカテゴリ名の「許可またはブロック」の欄にあるスイッチをクリックします。

    カテゴリごとのブロック

    これでカテゴリごとのブロック作業は完了です。
     

    表示させないようにできる広告カテゴリの一覧

    表示させないようにできる広告のカテゴリには大きく分けて「一般カテゴリ」と「デリケートなカテゴリ」の2種類があります。ここではこの2つカテゴリに含まれるそれぞれの広告のジャンルを一覧でご紹介していきます。

    一般カテゴリとは?
     
    [normal_box2 color=”orange” border=”b2″]アパレル
    アート、エンターテインメント
    インターネット
    スポーツ、フィットネス
    ディナー、ナイトライフ
    ニュース、メディア、出版物
    パソコン、家庭用電化製品
    ビジネス、産業
    不動産
    乗り物
    仕事、教育
    健康
    家庭、園芸
    家族、コミュニティ
    弁護士、法律事務所
    旅行、観光産業
    美容、パーソナルケア
    行事、ギフト
    財務
    趣味、レジャー
    電話通信
    食品、食料雑貨類
    [/normal_box2]
     
    デリケートなカテゴリとは?
     
    [normal_box2 color=”orange” border=”b2″]ソーシャル カジノゲーム
    ビデオ ゲーム(カジュアル ゲーム、オンライン)
    リプロダクティブ ヘルス(性感染症や避妊など)
    一攫千金
    医薬品、サプリメント
    宗教
    性に関する内容
    政治
    消費者金融
    減量
    無料プレゼント、クイズ、占い
    着メロ、ダウンロード サービス
    美容施術、整形
    誤解を与える表現(情報商材など)
    黒魔術、星占い、秘教
    ギャンブル、くじ
    [/normal_box2]
     

    さいごに注意点をいくつか

    AdSenseヘルプのページには

    広告をブロックするとオークションへの広告主の入札が減ることとなり、広告スペースの競争率が下がるため、収益も低下する可能性があります。そのため、対象ユーザーに不適切であると思われる広告のみをブロックすることをおすすめします。

    出典:サイト上の広告の許可とブロックについて

    と注意書きがあります。表示させたくないカテゴリをどんどんとオフにしてしまうと収益が下がる可能性があるというわけですね。

    ですから「旅行ブログ」を作ったからといって旅行以外の広告カテゴリをすべてブロックしてしまうようなことはしないようにしましょう。

    これは収益を下げる間違った方法です。十分お気をつけください。