mayoi
アドセンスの広告ユニットを作る際、「同期」と「非同期」から選べるようになっていますが、この2つの違いを理解していますか?

同期と非同期のメリットとデメリットから、どっちを選ぶのがベストなのか、調べてみました!
 

新しく追加された「非同期」とは、どんなもの?

非同期は、私がアドセンスを始めた2010年にはなかったので、ここ数年の間に新しく追加されたようです。

この非同期は以前のもの(同期)とはどういう違いがあるのか、アドセンスの公式サイトではこう説明されています。

非同期広告コードとは、完全非同期バージョンの AdSense 用広告コードのことで、ウェブページの読み込み時間を改善し、サイトを訪れたユーザーの利便性を高めます。非同期コードには、ウェブページの他の部分の読み込みを妨げないというメリットがあるため、広告の読み込みに問題があるページでも、コンテンツの読み込みは問題なくできるようになります。モバイル ユーザーの場合は特に、ウェブページの読み込み時間の短縮を実感できるでしょう。

出典:AdSenseヘルプ「非同期広告コードについて」より

つまり以前の「同期」よりもサイトの表示速度を上げるために追加されたわけですね。

同期と非同期のメリット・デメリットを比べてみた

広告コードを作るときに、こんな風に選択できる同期と非同期ですが、具体的にメリットとデメリットを比較してみます。
同期と非同期の選択
 
非同期のメリット
 
サイトの表示が早くなる(広告ユニットの存在が読み込みを妨げない)
特にモバイルでの表示が早くなる

非同期のデメリット
 
古いバージョン(HTML5以前)のHTMLには対応していない
 
同期のメリット
 
HTML5以前のバージョンにも対応している

同期のデメリット
 
非同期よりも表示が遅い

[normal_box2 color=”orange” border=”b2″]補足情報:HTML5とは?
サイト(ブログ)を構成するHTMLのバージョンのこと。2008年以降に発表されたブラウザ(インターネットエクスプローラー・Google Chrome・Firefox等)はHTML5に対応しています。[/normal_box2]

【結論】非同期を使えばOK

このように非同期はHTML5に対応した広告ユニットで、現在使われているブラウザはほぼすべてHTML5に対応しているので、

非同期を選ぶのがベスト

だと言えます。非同期の「サイトの表示速度を上げる」というメリットは、最近増えてきているモバイル機器(スマホ)からのアクセスに最大限に活かせます。

私も非同期タイプが登場して以降、新しく広告ユニットを作るときは迷わず非同期を選んでいます。

これから作成する方も非同期を選んでおけば間違いありません。