3日前くらいのことだったと思います。
突然、アドセンスの管理画面に
↓
こんな警告が表示されました。
まぁ、そのうち対応すればいいや……と気楽に考えていたら、その翌日には
「AdSense を収益源として確保できるよう、10月中旬までに ads.txt ファイルをご修正ください」
というタイトルでメールが届き、その中には
「10月中旬より、ads.txtファイルに正しいサイト運営者IDが含まれていないサイトに対しては、広告の配信を停止いたします。」
と、聞き捨てならない文言があるじゃないですか!
これはすぐに対応しなきゃ、と焦ったわけです。汗
読者さんからも「どう対応したらいいか、分からない」という、お問い合わせメールが届いていましたので私が実施した対応方法をご紹介します。
そもそもads.txtって何?
知らなくても別になんとかなりますが、いちおう「ads.txtとは何?」という説明から。
ads.txtは「アズテキスト」と読みます。
このads.txtを設置する目的は
自分のサイトの広告枠は○○○という広告主に対して許可を与えています
ということを宣言するためです。
※○○○はこの場合、Google AdSenseになります。
こうして宣言することで偽のなりすましサイトへの広告配信を防ぎ、広告主と広告掲載側(私たちユーザー)の両方の利益が守れるわけですね。
これがads.txtっていうモノの正体です。私も今日まで全く知らなかったですよ。
こんな誰もが正体も知らないものを急に設置せよ!と迫るアドセンスもずいぶんな対応だと思います。笑
FC2ブログ・Seesaaブログ等の無料ブログではads.txtは不要
このads.txtは自分でテキストファイルを作り、それをアップロードする必要があります。
しかし、無料ブログでアドセンスをやっている場合、それは物理的に不可能です。
Seesaaブログでは、このように運営側で対応済みになっています。
※FC2ブログは最初からads.txtがないため警告対象になっていないようです。
※A8net(ファンブログ)もSeesaa同様に対応済みです。
WordPressにads.txtを設置する手順
WordPressでアドセンスをやっている場合は、自分でWordPressを運営しているレンタルサーバーにads.txtというテキストファイルをアップロードすればOKです。
そのやり方をご紹介していきます。
1.ads.txtを用意する
まずads.txtを用意します。
ads.txtを作るにはTeraPadなどのテキストエディタを起動し
google.com, pub-0000000000000000, DIRECT, f08c47fec0942fa0
この一文を貼り付けます。
※「pub-0000000000000000」の部分はご自身の「サイト運営者 ID」を入力します。
サイト運営者IDを調べる方法はこちら
※「AdSense を収益源として確保できるよう、10月中旬までに ads.txt ファイルをご修正ください」という件名のメールが届いていれば、そのなかにサイト運営者IDが組み込まれた一文がちゃんと記載されていますので、それをコピーして貼り付ければOKです。
貼り付けたら、ファイルのタイトルをadsと入力し、テキストファイル(.txt)として保存します。
2.サーバーにads.txtをアップする
次にWordPressを運営しているレンタルサーバーへ、このads.txtをアップロードしていきます。
1. FTPソフト(FFFTPなど)を立ち上げ、ご自分のレンタルサーバーへ接続します。
↓
2. public_htmlをダブルクリックします
↓
3. ads.txtを設置したいドメイン名をダブルクリックします
↓
4. そこに先ほど作ったads.txtファイルをドラッグ・アンド・ドロップしてアップロードします
↓
※ファイルをドロップする場所(並び順)はどこでもOKです
これでads.txtがアップロードできました!
3.確認しよう
あとは
ご自分のドメイン名/ads.txt
※例:http://abc.com/ads.txt
でアクセスしてみて
↓
このように表示されればads.txtファイルがきちんと設置できた!という証拠になります。
まとめ
私は昼間にads.txtをアップロードしたら、その夜には管理画面から例の警告が消えていましたので自動的に検知してくれるみたいです。
それもわりと早いスピードで。
やってみればけっこう簡単なので、ささっと済ませてくださいね。